奈良県磯城郡田原本町 内科・小児科・消化器科 小嶌(こじま)内科小児科

小嶌内科小児科
診療内容

消化器科

消化管(食道、胃、小腸、大腸)と肝臓、膵臓、胆嚢に関する病気について、消化器病・肝臓病および内視鏡の専門医が検査・診断・治療を行います。特に、ピロリ菌除菌、経鼻胃カメラ、大腸ポリープの日帰り内視鏡手術、B型肝炎およびC型肝炎の治療に積極的に取り組んでいます。

診療申込書

初診の場合は、診療申込書に必要事項を記入してお持ちいただくと待ち時間が短縮できますのでご利用ください。

胃潰瘍・十二指腸潰瘍

胃潰瘍・十二指腸潰瘍は、ピロリ菌や痛み止めなどによって発症します。主に胃酸を抑える薬と粘膜を防御する薬で治療しますが、ピロリ菌の除菌や痛み止めの適切な服用で潰瘍の発症を予防することが可能です。当院はピロリ菌の除菌に力を注いでおり、痛み止めの適切な服用方法についてもアドバイスさせて頂きます。

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ピロリ菌除菌

日本人の50%が感染していると言われるピロリ菌は、慢性胃炎や胃潰瘍・十二腸潰瘍のみならず、胃癌の原因であることが知られています。ピロリ菌を除菌すれば胃癌のリスクを減らすことも可能です。当院では、ピロリ菌の診断・治療から除菌の判定に至るまで、ピロリ菌除菌に積極的に取り組んでいます。ピロリ菌の感染が心配な方や除菌を希望される方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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経鼻胃カメラ

上部消化管内視鏡検査、いわゆる胃カメラは、食道・胃・十二指腸のポリープ、がん、潰瘍、炎症などの診断に不可欠です。当院では鼻から入れる苦痛の少ない胃カメラを積極的に行っています。
経鼻胃カメラは苦痛が少ないため、胃カメラで苦しい思いをした方や胃や食道が気になるが胃カメラを敬遠している方に、特にお勧めです。

鼻から行う胃カメラには、こんな特徴があります

体にやさしい
鼻にスムーズに挿入できる細くてやわらかい経鼻胃カメラを使用しています。体への負担が少なく、検査終了後30~60分で水を飲んだり食事をしたり、車を運転することもできます。

吐き気が少ない
胃カメラが舌のつけ根を通らないので、吐き気をほとんど
感じずに検査を受けることができます。

会話ができる
検査中でも喋れるため、自由に質問することができます。
苦痛が少なく会話も可能なためリラックスして検査を受けて
いただけます。

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胃食道逆流症(逆流性食道炎)

胃酸が食道に逆流することによって、食道の粘膜が傷害され、胸やけ、ノドのつまった感じ、ゲップなどの症状が出現します。診断には問診が重要ですが、他の病気の有無や炎症の程度を確認するために胃カメラが必要になることもあります。胃酸を抑える薬や消化管の動きを高める薬で多くの人が無症状になりますが、胃液の逆流が治ったわけではないので、継続して服薬することが大切です。当院では、日常生活上のアドバイスも含め、胃食道逆流症(逆流性食道炎)の診断・治療に力を注いでいます。

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大腸内視鏡検査(日帰り内視鏡手術) 

大腸内視鏡検査は、大腸がん、大腸ポリープ、炎症性腸疾患などの診断を行います。食生活の欧米化に伴って大腸がんが急増しており、今後がんの原因の1位になると予測されています。当院では、拡大内視鏡を用いた狭帯域光による観察を行うことにより正確な診断のもとに治療方針を決定しています。大腸内視鏡検査時にポリープや早期大腸がんが見つかった場合は、その場で日帰り内視鏡手術も行います。
右のグラフは大腸がんの進行度別5年生存率を示します。早期がんの予後は極めて良好で、早期発見、早期治療が重要であることがわかります。

次の項目に該当する方は、大腸がんの早期発見、早期治療のため
大腸内視鏡検査をお勧めします。

40歳以上

血便や便潜血反応が陽性

大腸ポリープができたことがある

血縁に大腸がんの方がいる

便が細くなったり、出にくい

 

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過敏性腸症候群

緊張すると急におなかが痛くなったり下痢になる。このような症状をくり返すなら、過敏性腸症候群かもしれません。だれもがなり得る現代病のひとつで、日本では5~10人にひとりが過敏性腸症候群で悩んでいると推定されています。治療は、食事や運動などのライフスタイルの改善からはじまりますが、十分な効果が得られない場合は、お薬を投与します。当院では症状に見合った種々の薬を処方しますが、漢方も含め各人にあった治療を一緒に考えたいと思います。

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ウイルス性肝炎(B型肝炎、C型肝炎)

肝炎の原因には、ウイルス、アルコール、自己免疫、肥満などがあります。
なかでも、 B型およびC型肝炎ウイルスによる肝炎は、下の図のように肝硬変や肝臓がんへ進行するため、放置は禁物です。

近年、このウイルス性肝炎(B型肝炎、C型肝炎)の治療成績が著しく向上しています。
B型肝炎の代表的な治療法はインターフェロンと核酸アナログ、C型肝炎はインターフェロンを使用しない内服薬のみの治療ですが、ウイルスの量やタイプ、年齢、肝病変の進行度などにより治療法が異なります。
これらの治療には公費による助成制度があり、申請すれば公費の補助が受けられます。当院は奈良県肝疾患専門医療機関であり、公費の申請も行えますのでお気軽にお問い合わせください。

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